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一旦仕事に人生捧げるのを辞めてみる

はじめに

皆さんお久しぶりです。ちろぱるです。

※前回の記事 で「ブログを更新するモチベーションがある」と発言してから早3カ月、

なんやかんやで結局ブログの更新はしていませんでしたが、その間に自分の中で色々と考えさせられる出来事はありましたので今回はその辺りについて少し触れていこうと思います。

 

※今回の記事はブログ復帰宣言のようなものなので気楽に読んで下さい。

 

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  1. コロナ関連
  2. 業界の先行きについて
  3. 人生全般について
  4. 最後に

コロナ関連

たしか新型コロナに関するニュースが流れ始めたのが20年1月上旬、「プリンセス号やらPCRキットやらが話題になってるみたいだな」なんて思っていたらあっという間に緊急事態宣言が発令されていましたね。

幸いなことに私の会社では出勤停止者が出たり、業務遂行が困難になったりはしなかったので世間一般の方々と比べればかなり平和に働けていたと思います。




 

ただ一方で学会や研修会はほぼ全て延期という名の中止になってしまった為、直近の目標であった実験動物医学専門医の単位取得が困難になり途方には暮れています。

正直、自分の中ではまだそこまで専門医を本気で目指しているつもりはなかったはずなのですが、いざ単位を得られないと分かると

「大学卒業から2年が経っても大して専門知識が付いていない自分」

「獣医らしい知識が必要とされず、もどかしく感じている自分」

がいることに気づき、急に情けなく感じてしまいました。

(web集会などは開催されるみたいですが、果たしてどの程度の救済措置となるのか・・・)

 

業界の先行きについて

いきなりですが皆さんは下記の内容をご存知でしょうか?

人工知能(AI)を活用した化学物質の安全性評価技術の開発を進める経済産業省プロジェクトチームが、国内の動物実験の数を約10年後には9割減らせると試算したことが6日までに、同省への取材で分かった。新たに開発した物質が人体や環境に悪影響がないかどうかを、動物実験を行わずに効率良く調べることを目指す。
 動物実験は多額の費用と時間を要するだけでなく、欧米や愛護団体から批判も強い。新たな評価技術は開発コストの削減や動物福祉の向上につながると期待される。
 経産省によると、評価技術の開発は2017~21年度の5年計画で、東京大や産業技術総合研究所など9機関が参加した。

出典:東京新聞 動物実験、AI活用で9割減 経産省が試算、10年後に

 

まあ、元々実験動物業界全体で「動物実験は減少させるべき」というスローガンを掲げている感じだったので今更驚くような内容ではないですね。

ただしきっかけとして、この記事を見てから改めて

 

自分は何を目標にして働いているのか

 

を再考する必要を感じました。



 

 

会社の為?

→弊社の繁栄と動物実験の削減が相反している。そもそもそこまで会社に恩義があるのか?

 

専門知識を得るため?

→現状、実験動物技術者資格者の知識で事足りているのにそれ以上の知識を求めるのはただの独り善がりになるのでは?

 

収入を得るため?

→弊社での昇進が将来への安泰と繋がるかは未知数。

 

果たして結論はいつ出るのか。

 

人生全般について

なんやかんやで大学を卒業してから2年間、自分なりに仕事に打ち込んできたつもりですが、

基本的に仕事はプライベートより面白くならない

という事につい最近気づいてしまいました。

 

勘違いして欲しくないのですが、これは単純に

仕事なんてクソだ!という意味ではなく。

自分の中で仕事上で得られる楽しさを分解した時、

 

困難が努力によって取り除かれる楽しさ

→マイナス状態からゼロへの転換(なかなかプラス域までは届かない)

 

仕事上で功績を挙げる楽しさ

→他人からの評価に依存。趣味と比べて努力や成果が褒められにくい。



となってしまい、楽しむのが目的なら仕事上で探す必要がないのではないかと思う事が増えてしまいました。

一方で、仕事上で何を重視するべきかを考えた時、もっともらしい言葉で言えば

自分のニーズを理解してそれに応える

のが一番大事だとは思うのですが、それこそ先述した通り

現状、実験動物取扱資格者たちだけで十分ニーズを満たしているように見えるのに獣医が割って入るのは独り善がりになるのでは?

という不安が拭いきれないでいます。

 

 

最後に

とりあえずブログ更新のブランクが長かったので、肩慣らし程度に簡単な記事から書き始めていこうと思います。

よろしくおねがいします。

 

 

 

 

おわり

 

 

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